私たちは様々な法律を守る事で、生活を営んでいます。法律を守る事は、即ち自分を守る事にもつながります。2020年4月から、私たちの生活にも大きな影響がある「民法」が改正されました。度々ニュースで取り上げられたり、かなり大きな話題となっています。歴史は古く、明治29年に制定され、同31年に施行されました。時代の流れの中で、条文やその内容が、現代社会に必ずしも合致しない部分が多々出てきました。そこで、それらの不具合を解消するために、今回の改正が実施されました。民法は様々な法律の中でも、一般的なものであり、私たちの生活に身近に関わってくるものです。改正内容を知らないまま、様々な取引や行動を実施すると、いざ何かが発生した場合に、不都合が生じる可能性があります。特に企業間取引においても、この度の改正で、明文化されたり、大きく変更になった部分等が多々あります。コンプライアンス、法令遵守が叫ばれる中で、民法がどう変わったのか理解しておく事は、最低限必須であると言えます。